アップルストアでSIMフリーのiPhoneが発売

何と、日本のアップルストアでSIMふりーのiPhoneが販売されています。日本では各携帯キャリアがSIMロックされたiPhoneを販売していますから、まさかアップルストアでSIMフリー版を売りだすとは思っていませんでした。

海外に持って行くために、SIMフリー版のAndroidでも購入しようかと思っていましたから、iPhoneのSIMフリー版が販売されているのなら、オプションが増えました。

でも問題は、iPhone 5はnano-SIMを使っているところ。出張でよく行くマダガスカルでは、nano-SIMどころか、micro-SIMすらその辺りでは販売されていません。そうなると、SIMカッターを使って、標準サイズのSIMを自分で切ってnano-SIMにする、というリスクを冒さなければなりませんから。

でも、それ以前に本当にスマホが必要か?という疑問もありますが。HUAWEI E355(USBモデム)をモバイル・ルーターとして使い、iPodをWifiで繋いでいるだけでも大きな不便は感じませんでしたし…あったらいいなと思ったのは、GPS機能くらいでしたから。

SIMフリーのUSBモデム+Wifi HUAWEI E355

現在海外出張中です。私はいわゆるスマホを持っておらず、手元にあるのはノートPCやiPod、楽天KOBOなどです。初期の頃のAndroidタブレットは、パフォーマンスがあまり良くないので今回は日本に置いてきました。

海外ではSIMフリーの携帯電話に現地で購入したSIMカードを刺して使っています。通信にも、同じSIMカードを使ってデータ通信サービスを申し込み、現地で購入したUSBモデムを使ってPC経由でインターネットに接続していました。

しかしこれだと、iPod、楽天KOBOなどのWiFiを前提とした機器では使えません。そこでアマゾンで購入して持ってきたのがHUAWEI E355というUSBモデムです。

HUAWEI E355はUSBモデムですが、Wifi機能も付いています。つまり、iPodなどを直接インターネットに接続することができます。また、一度設定してしまうとPCのUSBポートに刺さなくても、USB電源に刺してやれば、Wifiルーターとして機能します。WiFiには5台までが接続可能です。

ちなみに、HUAWEI E355が対応している通信規格は以下となっています。

  • HSPA+/HSPA/UMTS/WCDMA 2100MHz
  • EDGE/GPRS/GSM 850/900/1800/1900MHz
  • HSPA+ date speeds up to 21.6Mbps
  • HSUPA date speeds up to 5.76Mbps
  • WiFi 802.11b/g/n

最近はコンセントから直接USB電源をとるアダプターも市販していますから、ホテルの部屋などでは電源に直接HUAWEI E355を繋げばwifi環境の出来上がり。

車のシガーライターに刺してUSB電源を取るアダプターを使えば、車内でwifiが使えるようになります。

また、次回やろうと考えているのが、スマホなどを充電するためのモバイル電源。これのUSB出力にHUAWEI E355を刺してやれば、モバイル・ルーターに早変わり。

もちろん日本国内でもSIMカードさえ手に入れれば同じように使うことができます。最近の高速通信には対応しておらず、機能的にはいわゆる3Gまでですが、メールやWEB閲覧、LINE、SKYPE程度であれば実用性に問題はありません。

日本では最近DoCoMoの回線を借りて、データ通信を安く提供するサービスが増えています。一番安いものだと月額500円を切るようですから、そのようなサービスを使えばバッチリ。

私はIIJmioというサービスのSIMを使ってみましたが、日本国内でもばっちりでした。ちなみに使った設定は以下。

Profile name:iij
User name:mio@iij
Password:iij
APN:iijmio.jp

HUAWEI E355の利用できる通信タイプや周波数の内、WCDMA 2100MHzがDoCoMoの3GサービスであるFOMAに対応しているそうです。

インドネシアのSIMカードを購入

今日インドネシアの携帯電話ネットワーク用のSIMカードを購入しました。海外で使える、と言うか、海外から輸入された、いわゆるSIMフリー携帯は日本を出る前に通販で購入しておきました。Softbankの携帯は持ってきていてローミングは使えるのですが、相手からかけてもらうには日本への国際電話扱いになってしまいます。今借りている家には固定電話はなく、やはりしばらく滞在するとなると連絡先が欲しいので、携帯を使えるようにしておこう、というわけです。

入った通信会社のカウンターには女性が二人いましたが、僕の前に座った人はインドネシア語オンリー。こちらが英語で答えているのに平気でインドネシア語で話を進めてきます。すると、となりの女性が英語で助け舟。英語ができる人がいて良かった。

SIMカードと、追加の通話100000ルピア(約千円)を頼みましたが、合計額が103000ルピア。ということは、SIMカードは3000ルピア(約30円)なの?SIMカードをほとんどただにして通話料で利益を出すというビジネスモデルなのでしょうか。

早速SIMカードを入れてスイッチを入れて見ると、表示されたのが全部インドネシア語。電話番号をどのように登録したら良いのかもわかりません。困りましたが、メニューの中を片っ端から探してついに bahasa という文字を発見。これはインドネシア語で言語という意味です。その中に、English があったので、切り替えて表示が英語になり一安心。

しかし、基本的な設定部分は携帯電話自体に組み込まれていると思っていましたが、そうではなく、ほとんどの設定がSIMカードによってなされるのですね。ひょっとすると登録している電話番号なども、SIMカードに保存されているのだろうか。ちょっと研究せねば。