楽天カードの支払い拒否

楽天カードに怒っています。

Viator.comというツアー予約サイトで予約していたツアーの支払いが、楽天カードで拒否されてツアーがキャンセルになってしまいました。しかも2回も。

Viatorというサイトは以前にも利用したことがあり、その時には何事もなく支払いが完了されています。ところが今回は楽天カードのチェックが通らずにキャンセル。1回は別のツアーを予約し、2回目は同じツアーにまだ空きがあったので予約しなおしました。

腹が立つのは、国際電話までかけて楽天カードのサービス窓口に連絡して「支払いを通してくれ」といった2日後にまた通らなくなったこと。

再度国際電話で連絡して詳しく聞いてみると、「お客様からお電話いただいた日と翌日(日本時間の午後0時までで、48時間という意味ではない)はセキュリティチェックを止めるけど、それ以降は元に戻る。オペレーターで特定の支払先への支払いを許可することは出来ない。

前回の問い合わせでは「この支払先へは通すように申し送りします」と言われ、翌日の午後0時で解除されるなんて一言も言ってくれませんでした。

チャットでサポートとやり取りできるサービスは知らぬ間にオフになっていて、連絡するには国際電話しか手段がなし。

皆さん、海外関係で楽天カードを使うのは避けましょう。

なお、この問題を回避するには楽天カードのサポートデスクに電話してセキュリティを解除してもらい、電話した30分後から翌日の午後0時(日本時間)までの間に支払いをすませば何とかなるそうなので、覚えておきましょう。48時間以内ではありませんからね。

なお、この話をFacebookに書いたところ、他のクレジットカード会社でも似たような状況だとか。日本のクレジットカード会社は一斉にチェックを厳しくしているようです。ただ、本人確認もせずにいきなり支払い拒否ですから、された方がたまりません。

直接の支払いはOK

その一方で、旅先の海外でレストランなど直接PINを打ち込んだり、VISAタッチなどで支払ったものは、一度もセキュリティチェックに引っかからずに支払いができました。

どうやら厳しくなっているのは、オンラインでのショッピングや予約サイトのようです。大手の航空会社の予約サイトでの支払いが拒否された、という例も耳にしました。

デビとカードはOK

さらに友人からの情報だと、クレジットカードでの支払いが通らなくても、講座から直接支払うデビットカードでの支払いはほとんどが通るとか。参考にしてください。

カンボジアはドルでOK

カンボジアへ来て驚いたのは、値段の表示のほとんどがドルであること。空港の両替所でベトナムのドンと日本円を出した時に「カンボジアの通貨へ替えるのか?」と聞かれたので、何でそんなことを聞くのだろうと思いましたが、街に出てすぐにわかりました。

旅行者の多いホテルや高級レストランにドル建ての表示があるのはわかりますが、何とカンボジアでは地元の人たちが利用するような所までドル表示。典型的なのは携帯電話のSIMカードやプリペイドカード。SIMカードの値段は2ドル。プリペイドカードも最低額が2ドルで、残額確認をしてみたら、やはりドルで表示されました。

アンコールワットなどの遺跡への入園料も、やはりドル表示。国がやっているはずなのに。

つまり、自国通貨であるレアルが信用されていない?!

ドル表示があっても、どこででもカンボジア・レアルでの支払いもできるのですが、換算レートはあってないようなもの。どうも「こんなものだろう」というあたりで計算して請求して来るようで、随分開きがあります。

日本円をカンボジア・レアルに替えるのが良いのか、あらかじめUSドルにして来るのが良いのか、ちょっとわかりませんが、お金が残る時のことを考えればUSドルを用意してきた方が良かったかなあ。

ちなみにカンボジアのATMでクレジットカードのキャッシングをしてみたら、出てきたのはUSドルでした。

韓国ソウルのATM

所用で韓国ソウルへ行ってきました。出発前に日本の空港で若干の円をウォンに替えておきましたが、あとはソウル市内のATMでキャッシングか、デビットカードで現金を引き出せばよいだろう、という腹積もり。

まず試してみたのが、銀行のATM。ところが、日本語や英語で案内ができるにもかかわらず、日本国内で発行されたカードや、クレジットカードでは引き出しができません。どうやら、国際的なネットワークに入っていない模様。確かにVISAとかPLUSとかの表示はありません。複数の銀行で試しましたが結果は同じ。

そんな時にふと目に留まったのが、CITIBANKのATM。

ソウル市内CITIBANKのATM

楽天カードを入れ、クレジットカードを選ぶとできました!一度に替えられる金額は10万ウォン(1万円弱)と非常に限られている上に、利用手数料が300円くらいかかるので、あまりお得ではありませんが、とにかく両替はできました。

ついでに、日本のCITIBANKのATMカードを試してみると、うん?こちらは認識してもらえません。日本語のメニューにしてやってみたのですが、何か間違ったのかなあ。CITIBANKのカードだったら、ATM利用料を取られずに済むかと思ったのですが…

マスターカードは手数料がいる?!

マダガスカルへ出張できて宿泊した首都アンタナナリボのSuny Garden Hotel。チェックアウトの時にマスターカードを出して「使えるか?」と聞いたら「使える」とのこと。

ところが何か計算機を出してはじめました。出てきたのは領収書に数字を足したもの。どうやらマスターカードの場合は手数料を追加で取るようです。

「じゃあVISAカードは?」

と聞いてみると手数料は不要とのこと。どうやらHotelから決済システムに接続しているかどうかによって、手数料の要不要を決めている様子。VISAカードを出したら日本にあるのと同じようなPIN(暗証番号)を打ち込む装置が出てきてそれで決済終了。マスターカード用のシステムが導入されておらず、カード所有者の確認などに手間がかかる、あるいはホテル側がリスクを負う、ということなのでしょう。

途上国では特定のクレジットカードのシステムしか導入されていないところも多いので、複数のブランドのカードを持って行く方が良いようです。アメリカンエクスプレス、ダイナース、JCBは田舎では避けた方が良いでしょう。