ノルウェーはキャッシュレス

ノルウェーに来るにあたり、ベルゲンに滞在している息子に聞いてみました。ノルウェーの通貨、クローネを準備する必要はあるかと。彼の回答は、「ノルウェーはキャッシュレスが進んでいるから、多分いらない。」クレジットカードでほぼ大丈夫、ということで、空港でも両替せずに入国。

交通機関

ノルウェー第二の都市、ベルゲンから入国しましたが、まずライトレールやバスの切符の購入がキャッシュレス。券売機はクレジットカード対応ですし、アプリでも購入できます。

ノルウェーはキャッシュレス

ベルゲンの外にあるウルリーケン山にロープウェイ(現地ではケーブルカーと呼ぶ)で登りましたが、これまたキャッシュレス。こちらはロープウェイのホームページでクレジットカードで事前購入可能。

スーパーマーケット

滞在したAirBnBから一番近いKiwiというスーパーマーケットに行ってみました。お店によって有人レジのところと、無人レジのところがあります。大型の店舗は基本無人レジ。表示画面がノルウェー語なので戸惑いますが、さほど面倒はなくクレジットカード。しかもタッチ決済で終了。

世界遺産のネーロイ・フィヨルドへのツアーに参加しました。途中立ち寄った観光地の土産物屋さんのトイレは有料。ここでは利用前にお金を払わないと回転扉が回りません。トイレ使用料もクレジットカードのタッチ決済でOK。徹底しています。

ただし、ノルウェーがキャッシュレスだと言っても気を付ける点も。例えば首都オスロの交通機関用のアプリに登録できるのは、ノルウェー国内で発行されたクレジットカードだけだとか。これは要注意ですね。

ベルゲンの切符

ベルゲンの切符の購入にはあらかじめ、専用のアプリを入れておくと便利です。Google playアップルストア の両方にあります。

ベルゲン市内やその周辺では、ライトレールやバスを使用するのが便利です。これはどちらも同じ会社が運営しています。そのため切符も共通。切符はライトレールの駅に券売機があります。ところがバス停にはありませんし、バスでも売っていません。多分。

ベルゲンのライトレールの切符はアプリで
ベルゲンのライトレール

ではバスに乗るにはどこで買えば…アプリがあるわけですね。見ていると、観光客らしき人は空港の駅で切符を買っている人もいます。が、ノルウェー人らしき人は全然切符を買っていません。

ベルゲンの切符で一番基本的なものは90分間乗車できるというもの。運賃は距離制ではなく、ゾーン制をとっています。空港を含めて通常はAゾーン内の切符で事足ります。

アプリの使用にはもちろんインターネットへの接続が必要。Wifiが繋がるところか、ローミングを使う必要があります。あとはクレジットカードですね。楽天カードは事前に手続きをしていないと、支払いが拒否されたという話もあります。私は大丈夫でしたが。

使い方は、ライトレールやバスに乗る直前に切符を購入。その後90分間は乗り降り自由となります。1日券とかもありますから、使い分けると良いでしょう。

オスロは別

なお、ベルゲンの交通システムは首都のオスロとは全く独立しています。アプリも別。オスロの交通機関用のアプリは、ノルウェーで発行されたクレジットカードしか登録できないという話もありますから、要注意です。この記事はあくまでベルゲンのものと思ってください。

ラオスは米ドルが使える

ツアーでラオスに行ってきました。これで東南アジアで残るのは東チモールだけ。さすがに東チモールへ行く予定はないかな、と思っています。

さて、ラオス入国に際し、中継地のベトナムのドンが余ったので、ラオスのキープに交換しました。7000円分くらいでしょうか。

ラオスの通貨キープ

でも物価が安くて意外とお金を使いません。ツアーなので食事は全部ツアー料金に含まれていますしね。せいぜいお土産を少し買うくらい。それも、どんな露店でもスーパーでも、ドルを受け取ってくれるじゃないですか。

というわけで、最終的に5000円分くらいのキープが残ってしまいました。「しかたがない。空港の両替所でドルにでも替えるか」と思っていたら。空港に着いたのは夕方5時少し過ぎ。そしたらなんとすべての両替所がもう閉まっています。国際空港ですよ!まだ便がありますよ!さすがラオス。

ツアーガイドさんが手持ちの円とキープを交換してくれましたから、助かりました。ラオスの通貨は外へ持ち出しても交換する場所がないですからねえ。

ラオスに行くときには、USドルを持って行きましょう。1ドル札とかがあると、露天などでも買い物がしやすいです。

楽天カードの支払い拒否

楽天カードに怒っています。楽天カードの支払い拒否に繰り返しあったからです。ちなみに私は楽天プレミアムカードのユーザーです。

Viator.comというツアー予約サイトで予約していたツアーが、楽天カードの支払い拒否にあってキャンセルになってしまいました。しかも2回も。

Viatorというサイトは以前にも利用したことがあり、その時には何事もなく支払いが完了されています。ところが今回は楽天カードのチェックが通らずにキャンセル。1回は別のツアーを予約し、2回目は同じツアーにまだ空きがあったので予約しなおしました。

腹が立つのは、国際電話までかけて楽天カードのサービス窓口に連絡して「支払いを通してくれ」と言った2日後にまた通らなくなったこと。

再度国際電話で連絡して詳しく聞いてみました。「お客様からお電話いただいた日と翌日(日本時間の午後0時までで、48時間という意味ではない)はセキュリティチェックを止める。でもそれ以降は元に戻る。オペレーターで特定の支払先への支払いを許可することは出来ない。」

前回の問い合わせでは「この支払先へは通すように申し送りします」と言われ、翌日の午後0時で解除されるなんて一言も言ってくれませんでした。

チャットでサポートとやり取りできるサービスは知らぬ間にオフになっていて、連絡するには国際電話しか手段がなし。

皆さん、海外関係で楽天カードを使うのは避けましょう。

楽天カードの支払い拒否回避方法

なお、この問題を回避するには楽天カードのサポートデスクに電話してセキュリティを解除してもらいます。電話した30分後から翌日の午後0時(日本時間)までの間に支払いをすませば何とかなるそうです。覚えておきましょう。48時間以内ではありませんからね。

なお、この話をFacebookに書いたところ、他のクレジットカード会社でも似たような状況だとか。日本のクレジットカード会社は一斉にチェックを厳しくしているようです。ただ、本人確認もせずにいきなり支払い拒否ですから、された方がたまりません。

直接の支払いはOK

その一方で、海外での直接支払いでは、一度もセキュリティチェックに引っかからずに支払いができました。次のような場合です。

  • 支払い時に直接PINを打ち込む。
  • VISAタッチなどタッチ決済で支払う。

どうやら厳しくなっているのは、オンラインでのショッピングや予約サイトのようです。大手の航空会社の予約サイトでの支払いが拒否された、という例も耳にしました。

デビットカードはOK

クレジットカードで支払えなくても、デビットカードでの支払いはほとんどが通るとか。デビッドカードは口座から直接支払うので審査がないとか。友人からの情報です。参考にしてください。私はこれ以降デビットカードも旅行に持参しています。

データローミング用のeSIMはAiraloがお勧め

海外でのローミングにeSimのAiraloを使用してみて良かったので紹介します。

これを書いているのは2024年の2月。海外旅行を予定しています。行く先はメキシコとグアテマラ。データローミングをどうしようかと考えています。メキシコはDocomoがやっている格安サービスAhamoを使っていると、上限はありますが追加料金なしでデータのやり取りができます。でもグアテマラは対象外。

そこでローミングサービスを選ぶために、以前から使っているFlexiplusXと、まだ使ったことがないAiraloを比較してみました。それぞれプランが異なるので、同じ条件の15日間3GBというプランの値段比較です。グアテマラのみのプラン。今まではFlexiplusのSIMカードを使っていましたが、スマホを新しくしてeSIM対応になったので、eSIMサービスでの比較です。

FlexiplusX US$60

Airalo US$21

圧倒的にAiraloが安いじゃないですか。先日海外旅行へ出かけた友人はAiraloを使いましたが、全く問題なかったとのこと。ではAiraloで決まりかな。

ちなみにLatin Americaというプランがどちらのサービスにもありますが、FlexiplusXの場合はグアテマラは対象に入っていません。Airaloはメキシコとグアテマラ両方が対象国のリストにあります。興味のある方はこちらを参照してください

Airaloを使ってみて

2024年7月の追記です。結局、Airaloはメキシコ、グアテマラ、ベトナム、ラオス、ノルウェーと5ヶ国で使用しました。全く問題なし。eSIMのインストール方法は、いくつかあります。QRコード、直接手入力、そして自動です。当然のことながら自動が一番楽です。他のオプションが用意されているということは、自動でインストールできないスマホもあるのでしょうか。

アクティベイトはeSIMをインストール後に、対象国へ行くと自動的に実行されます。アクティベイトされた時から、使用日数のカウントダウンが始まります。ですからインストールだけ事前にしておいてもOK。と言うか、対象国に着いた時にWifiがないかもしれません。なので先にインストールしておくのが正解でしょうね。

期限内に既定の容量を使い切ったら、トップアップができます。eSIMを買い替えなくても良いわけですね。

楽天プレミアムカードの家族カードがお得

私は楽天プレミアムカードを使っています。海外に出かける人は結構使っている人が多いです。その理由は海外旅行保険が自動付帯になることと、多くの空港ラウンジが使えるプライオリティパスが無料で付いてくることです。楽天プレミアムカードだけでもある程度の空港ラウンジは使えますが、大したラウンジはないですし、使い勝手が悪いので、プライオリティパスは必須です。

さてこの楽天プレミアムカード。最近もう一つメリットを発見しました。それは家族カードです。家族カードの年会費は500円。このクラスのカードとしては安いですね。そして、驚いたことに海外旅行保険が付帯します。

残念ながら家族カードにはプライオリティパスは付きませんが、年会費500円で家族が単独で海外旅行に出かけた場合の保険まで付けられるのであれば、これはお得です。皆さんもそう思われませんか?

Ahamoの海外ローミングが結構お得

以前楽天モバイルを選択したと書きましたが、フィリピンに一週間出張したのを機に、Ahamoに乗り換えました。その理由は海外ローミングの違いです。

楽天モバイルもデータ通信はフィリピンなら月ごとに2GBまで追加料金なし、ではありますが、これ以上になると速度が極端に遅くなるか、500円(不課税)/1GBの追加料金を払わなくてはなりません。

出張が2,3日なら2GBで私の場合事足りますが、一週間とかそれ以上になると2GBでは心もとない状況になります。それ以降は使えば使うほど追加料金を払う必要が出てきます。

Ahamoはと言うと、1ヵ月20GBまでなら追加料金なし。これは使える、ということでAhamoに乗り換えました。フィリピンで使用しましたが、非常に快適でした。

楽天モバイルから切り替える時に、他の通信会社も検討しましたが、格安SIMだとそもそもデータ通信がローミングではできないところが多いですし、データ通信が含まれるところも成約が多く、海外によく出かける人が使用できるとはとても思えません。

ただしAhamoは海外で最初にデータ通信した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降、速度制限(送受信最大128kbps)がかかるそうです。2週間程度の旅行ならOKですが、それ以上は使えない、ということですね。

今のところ、Ahamoがカバーしている約80カ国ではAhamo、それ以外ではFlexiplusやAiraroを使って行こうと思っています。

Flexiroam で海外ローミングが繋がらない

コロナ禍も一段落。4年ぶりにフィリピンに出張に来ました。海外ローミングではFlexiroamというサービスを利用しています。これはコロナの直前にフィジーやインドへ出張する時に調達したもの。FlexiroamのSIMカードを一枚入れておくと、あとはプランを選んでアクティベイトするだけで、該当国や地域でのデータローミングができるという代物。ちなみに電話やSNSはできません。電話番号が付随していないので。

さて、フィリピンについてフィリピン1週間プランをFlexiroamのアプリでアクティベイトすると…あれ?接続しない。スマホ画面の表示を見てみると、フィリピンの携帯会社の電波は拾っていて、繋がっている模様。ちなみにフィリピンでFlexiroamと提携しているのはGlobeです。

ということは、データ通信用のAPNなどが認識されていないことになります。でも、設定のところを見ても正しく flexiroam と書いてあります。FlexiroamのAPN設定は小文字じゃないとだめなのですが、それも正しいです。でも繋がらない。再起動しても繋がらない。お手上げですね。

ホテルのWifiでつないでFlexiroamのヘルプで繋がらない時の対処を調べてみると、APNをpepper にせよとありますが、そちらに切り替えてもダメ。

そこで、あらかじめスマホに登録されていた flexiroam というAPNを削除し、再度新たに flexiroam というAPN設定をしてみると、あら不思議。無事繋がりました。何が違うのかさっぱりわかりませんが、取りあえずAPNを一旦削除し、再度 flexiroam というAPNを作ると認識される模様。覚えておこう。

楽天モバイルの新プランで海外ローミング

コロナ禍で、海外渡航が厳しく制限されている現在ではありますが、現在ペンディングになっている渡航予定の国でのローミングに何がお得か、調べています。これまで現地でSIMカードを購入したり、FLEXIROAMというサービスを使ってあらかじめSIMカードを購入したりしていましたが、一般の人が行く国であれば、日本国内通信会社のSIMカードのローミングサービスで、十分な状況になってきました。

NTTドコモの新プランahamoもなかなかです。海外82の国々・地域で、20GBの月間データ容量を追加料金なく使える、というのは、ヘビーユーザーにはお勧めできます。

一方で、私のように一回の滞在が短く、1ヶ月の利用はせいぜいが1GB程度、というライトユーザーの場合だと、ちょっとオーバースペックかな。

そこで楽天モバイルの新プランを検討してみました。日本国内だと1GBまで無料、というプランです。電話を使わなかったら、もしかして月額費用ただ?というプランですね。

こちら、楽天モバイルの新プランのローミングは66ヵ国・地域。こちらは海外で1GBを超えると、通信速度が128kbpsに制限されます。ヘビーなゲームや、動画を使ったやりとりだとこの速度は厳しいかもしれませんが、ちょっと写真を送ったり、メッセージを送ったりには128kbpsでも十分ですね。

国は、私が渡航予定のミャンマー、ベトナム、インドネシア、フィリピンはすべて楽天モバイルでOK。使わなければ料金がかからない、というのであれば、2枚目のSIMカードとして入れておこうかと思案中。

ただし、新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は2021年4月1日から開始。現在の現在の「Rakuten UN-LIMIT V」からは、自動かつ無料で更新できるそうですが、今契約すると、3月いっぱいまでは1GB使わなくても有料になりますね。コロナはそれまでに収まりそうもないですし、契約するにしても4月に入ってからですね。

ベトナムのSIMカード

先日ベトナム旅行に行ってきました。以前行った時にはベトナムではFACEBOOKが禁止されていましたが、現在ではとうに解禁されているということで、旅先からの投稿を考えてベトナムの通信会社のSIMをスマホに入れることにしました。

そこで迷ったのが、ベトナムのSIMを現地購入するか。それとも事前に購入しておくか。今ではベトナム国内の国際空港であればどこでも旅行者向けのSIMカードが簡単に手に入ります。

その一方でNETでSIMの種類などを調べていて見つけたコメント。「国内で事前に購入したほうが安かった」。ベトナムのSIMを日本国内で買う方が安い?!そこで実際にアマゾンで、15日間有効10GBのデータ通信と若干の通話機能を含んだSIMカードを購入しました。

この他にも何種類かありましたが、8日間のベトナム訪問で、データ通信が主体、現地の人やホテルとの連絡に若干の通話が必要ということで、このカードを選びました。送料込みで700円台、そして実際に来たSIMを見たら、「30日間有効」となっていました。まあ、それは必要なかったのですが。

私の妻はベトナムの空港についてからSIMを現地購入しましたが、同じような条件の旅行者用SIMで約1000円。代金の支払いはベトナムドンでもUSドルでも可能でした。でも確かに日本で購入するほうが安い!ベトナムの空港でブースを出すのが高いのでしょうか。

もちろん「スマホに自分でSIMの入れ替えはできない」という人であれば、ベトナムの空港のブースでSIMを購入する時にSIMの入れ替えから設定まで、全部やってくれますから楽ちんではあります。300円の価格さを節約するために日本国内でベトナム用のSIMをあらかじめ買っておくべきか、というのは、人次第。

実際に私は日本国内で手に入れたSIMを現地の空港に到着してから自分でスマホに差し込んだのですが、何の設定もなく、勝手に認識してネットに繋がりました。ところが自動的に設定された内容を確認してみると、SIMについていたマニュアルに書かれているセッティングとは異なっています。「うーん。どうしたらいいのか」と迷ってマニュアル通りに設定しなおしましたが、別に自動設定でも、マニュアルに書かれていた設定でも、どちらでも普通に繋がりました。

またネットで調べた時には mobiphone (ベトナムの大手の通信会社)は場所によって繋がりにくい、というコメントがあったのですが、現地ではそのようなこともなく、現地でSIMを購入した妻のスマホともども、おおむねどこへ行っても4G、田舎では3Gで接続し、全く不自由はありませんでした。通信環境は日々よくなっているので、しばらく前に書かれたコメントだと、既に状況が変わっているのかもしれませんね。

ただし、ベトナムの山間部に入り込むと、そこは3Gすら届かない状況のところもまだまだありました。まあ都市部や有名な観光地であれば、どの通信会社のSIMカードを購入しても大差ないのではないでしょうか。