海外旅行用レンタルWifiルーター

私は2、3日の旅行を除き、海外へ出た時にはその国のSIMカードを手に入れてスマホやUSBモデムに入れて通信を行っています。首都などのホテルならまずWifiが使えますが、外出時や、地方(特に途上国)の場合には、フリーのWifiはまだまだ期待できないからです。

でも、SIMカードを手に入れるのが時には一苦労。インドネシアの地方へ行った時には、携帯ショップに入ったは良いものの、窓口のお姉さんがインドネシア語しかできない、ということもありました。まあ、アメリカとかへ行く人ならさほど心配する必要はないのかもしれませんが、私は途上国への渡航が多いですから、時にはデータ通信用のSIMを手に入れるのが大変です。

そこで調べていたら、現在では、あらかじめ世界各国で使用ができるSIMが入ったWifiルーターのレンタルもあることがわかりました。その一つがグローバルデータという企業のサービス。「イモトのWifi」という広告を出しているので見かけた方があるかも知れません。イモトは別にWifiの機能と何の関係もないのですが、テレビ番組で世界中を回っているからの起用でしょうか。(ちなみにWifiルーターの他にUSBモデムもあり、若干レンタル料が安いようです。)

マダガスカルとか、私の出張先ですがマイナーな国にも対応しており、ちょっと良いかな、と思っています。

問題は通信費とレンタル料。レンタル料には固定費はなく、通信費を含めて日額の定額となっています。レンタル料は通信コストの違いでしょうか、渡航先の国によって異なっており、タイやフィリピンなど比較的近隣の国だと一日680円。マダガスカルなどアフリカの国々だと1580円。

無論、現地でSIMを購入し、通信費を払うほうが若干安いかと思いますが、手間を考えると10日間くらいの旅行ならば、レンタルの方が面倒でないように思えます。それ以上の滞在だと、レンタル料が結構な金額になってきますから、面倒でも現地でSIMを購入するほうがお得感があるように思います。

ちなみにWifiルーター(あるいはUSBモデム)ですから、電話としての通話機能はありません。通話に関しても、SkypeやLINEでやり取りするのが主な利用方法なら、このプランで十分だろうと思います。

レンタルは国内主要空港の国際線ターミナルのほか、事前に自宅などに送ってもらうこともできるそうです。レンタル料の精算は帰国後に返却してからの後払いです。

Google翻訳アプリをオフラインで使う

GoogleがGoogle翻訳のアプリを出しているのは知っていましたが、今までインストールはしていませんでした。と言うのは、常にネットにつながっている状態でないと使えないものだと思い込んでいたからです。

仕事柄、海外で通信料がかなり高いところでも使うし、通信のできないへき地や山中などにも行くので、僕の仕事の用途には向かないと思っていました。

ところが、Google Play のGoogle翻訳のページを見てみたら、言語のパッケージをインストールすればオフラインでも使えるとのこと。それなら話は違います。

さっそくGoogle翻訳アプリをアンドロイドのスマホにインストールして、Google翻訳アプリの設定の画面から必要な言語をダウンロードします。英語だけは最初からインストールされています。

フランス語、日本語、スペイン語をダウンロードしましたが、それぞれのファイルは200メガ近くありますから、数多くの言語をダウンロードしてしまうとメモリーを圧迫するかも。その時に必要な言語だけ選んでインストールするのがいいかな。

考えてみたら、英語ができる人であれば別に日本語はインストールしなくても良かったし。

なお、オフライン翻訳の場合は翻訳の精度が落ちるそうです。単語や短文を調べる程度なら支障はないでしょう。

フライト乗り継ぎ時の手荷物

現在パリの空港。昨日羽田発の便で着き、今日午前中の便でマダガスカルへ飛びます。

昨日羽田空港のカウンターで手荷物を預けました。「マダガスカルまでスルーでお願いします」と言うと、地上係員の方が「パリで一泊が入りますから、スルーにはできません。」

「え、そうでしたか。」と仕方なくパリまででお願いしました。

羽田で別々にチェックインした同僚に、パリのイミグレーションで会いました。すると彼は「荷物はマダガスカルまでスルーにできましたよ。」「えええ!?」

「スルーにできないと言われたけど、前はできたはずだと言い張ったら調べてくれて、できました」だそうです。

空港のカウンターの人たちはきっと「原則」から判断しているのであって、実際には乗り継ぎ便の関係とか、乗り継ぎ空港の状況とかで、それぞれのケースで可能不可能があるのでしょうね。

次回同じシチュエーションがあったら「スルーができるはずだ!」と言い張ることにします。

ソフトスーツケースが軽い!

最近私はスーツケースは3つくらい続けてソフトタイプをずっと使い続けています。その理由はまずハードタイプのスーツケースに比べてケース自体の重さが軽いこと。そして、ケースの縁に局面がありませんし、ケースの隅々までピッチリと荷物を詰め込めることが気にいっているからです。

最近まで使っていたものは、2001年頃に購入したものでしたが、キャリアとして使うためのハンドル部分が前回の出張時に曲がってしまい、完全には引っ込まなくなってしまいました。ケースとしては異常なしなのですが、これではしまっておいたり、飛行場で預ける時にも問題がありますから、思い切って買い換えることにしました。

今回購入したのは[ストラティック] Stratic Agravic /ソフトキャリーケースLサイズ 2輪 86~98L トローリーケースというもの。容量は86リットルで、ファスナーを開けると98リットルまで増えます。これでいて重量は3キログラムを切っています。片手で軽々と持てるサイズ。

同じくらいの容量のハードケース(ポリカーボネート製)は5キロ前後ありますから、2キロ軽い。つまりは、飛行機に乗る時に荷物を2キロ余分に詰めることができるということ。

1万円以下のスーツケースが買える現在、3万円近い価格は安いとは言えませんが、満足しています。

ちなみにソフトケースは空港などで狙われ易いという説もありますが、私の周囲ではそのようなことは耳にしたことはありません。確信犯はハードであれソフトであれ、価値があると睨んだスーツケースを盗むようですから。

ゴールドカード付帯の手荷物宅配サービス

私は主に海外出張時の旅行保険料を節約するために楽天プレミアムカード【セゾン】プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの2枚持ちをしています。クレジットカード付帯の海外旅行保険ならば、年会費を払うだけで複数回の海外出張でもその都度海外旅行保険料を支払うことなく、結果割安になるからです。

それとは別に、こうしたゴールドカードには、空港と自宅の間で手荷物を宅配便で送ってくれるサービスがあります。問題は、カードによってサービス内容に違いがあること。

楽天プレミアムカードの場合、トラベルコースに登録することが宅配便サービスを利用する前提となり、無料で利用できる回数は年2回になっています。往路復路でも往路往路でも2回と数えられます。事前に利用券を申請して手元に持っておく必要があります。

【セゾン】プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合は、国際線搭乗だけが対象ですが、回数には関係なく、往路は送料が100円引き、帰路は無料となります。予約は1週間前までに0120-919-120の専用番号で行います。

楽天プレミアムカードの場合は、楽天カードから送られてくる利用券を、空港のABCでの荷物の受け取りや預け入れの時に提示します。【セゾン】プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合(多分他のアメリカン・エキスプレス・カードも同様)は、事前の利用券はありませんが、ABCのカウンターでクレジットカードと搭乗券などを見せる必要があるそうです。

Covia FleaPhone CP-F03a大活躍

Covia FleaPhone CP-F03aを購入した話は既に書きました。SIMカードが標準サイズとマイクロSIMの2枚差しが可能で、マダガスカル出張に持って来ました。マダガスカルの通信用SIMカードの話はこちらに書きましたが、地方出張の折に、なんとマダガスカルで購入した現地の通信会社TELMA専用のモデムが使えない、ということがありました。

ところが、FleaPhone CP-Fo3a の方はちゃんと電波を拾っており、インターネット接続もできるではありませんか。どうやら地方によって周波数が異なっており、専用のモデムですら対応していない周波数帯があるのでしょう。その周波数に FleaPhone CP-Fo3a は対応していたのでしょう。

しかも、他にデータ通信をしている人が限られるせいか、かなり高速に接続ができます。首都などで接続する時よりも速いくらい。FleaPhone CP-Fo3a 大活躍で、ネットへの接続手段が確保できなかった同僚は、帰国したら買う、と言っております。

電話としても、日本で使っているSoftbankのガラケーよりも音声が聞き易く、満足しています。

カメラもFacebookへアップする程度のことなら十分な機能ですし、重いゲームをしない限り動作もさほどもたつきませんし、お勧めです。

Covia SIMフリー スマートフォン FleaPhone CP-F03a購入はこちら(アマゾンへ飛びます) 

ワンセグテレビ放送を海外で見る

ワンセグネットチューナー「USBプレイヤー」というものが売られています。類似品にはみんテレというサービスもあり、こちらは「録画機能もある」とうたっています。

これらは、日本(東京)で放送されている地上波のワンセグ放送を、インターネットを経由して世界中どこででも見られる、というものだそうです。視聴できるのはNHK総合・NHK教育・日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京ですが、これ以外に韓国の放送局も見ることができるそうです。

月々の契約はなく、USBに挿して使うチューナーを購入して、ユーザー登録をするだけで見られるようになる模様。試してませんけど。

海外で日本の放送を見たい人にはうってつけかも。NHKの国際衛生放送が見られる地域は世界中で次第に広くなって来てはいますが、このワンセグチューナー(あるいはみんテレ)を使うと、民放まで見れてしまうのが凄いところですね。

以前「日本のテレビ番組を海外で見る」で紹介したソニーのブルーレイディスク録画機を使う方法よりも、画質は落ちますけど安価だし、はるかに手軽です。

Dual SIM のCovia FleaPhone CP-F03aを購入

Covia SIMフリー スマートフォン FleaPhone CP-F03a というスマホを購入しました。このスマホ、SIMカードが標準サイズとマイクロSIMの2枚差しが可能です。いわゆるDual SIMですね。通信は3GとGSMに対応していますが、LTEには対応していません。3GのSIMカードを同時に2枚差しても1枚しか認識されません。切り替えて使用する必要があります。

CP-F03A

ガラケー(国内ではドコモかSoftbank)のSIMをさせば、そのままガラケー+Wifi接続のタブレットとして使えます。国内でSoftbankのガラケーのSIMで試してみたら通話とSMSは送受信ができます。でも携帯アドレスに送られた通常のe-mailのやりとりはできません。自動ではAPNという設定がなされないためのようです。

次にIIJの月額900円のSIMカードを入れると、通信機能付きのタブレットのように機能してくれます。SIMカードがLTEに対応していても、このスマホは3Gまでなので、LTEは使えません。でもLINEで話すくらいは日本国内では問題なし。

ガラケーのSIMとIIJのSIMを2枚差すと、同時には使えず、データ通信をしている間は電話が使えず、電話を使っている間はデータ通信はできない、という仕様です。

でも出張先の海外では、電話+データのSIMカードを使いますし、通信速度は3Gまでしかありませんから、このスマホでぴったりなはず。

画面の解像度やカメラの機能は、もちろん高価な機種にはかないませんが、別に不自由は感じないレベルです。画面タッチの感覚も最新機種に比べれば若干もたつくかもしれませんが、違和感のないレベル。これで1万円台ですから、お買い得だと思いました。

日本のテレビ番組を海外で見る

以前、日本のテレビの受信機を預かり、海外に映像を転送するサービスが違法とされた事件がありました。時は流れて、インターネットやスマホの発達により、状況は変わってきているようです。

ソニーは2013年秋以降に発売したブルーレイディスク録画機と、スマホのアプリ「テレビサイドビュー(Google Play/iTunes)」を組み合わせて、ブルーレイディスク録画機で受信したテレビの画像をインターネット経由でスマホに転送するサービスを開始しました。

ブルーレイディスク録画機で録画した番組はもちろんのこと、放送中の番組を見ることができるのが味噌です。インターネット経由ですから、もちろん海外にいてもリアルタイムで放送中の番組が視聴できます。

自宅に置いたソニーのブルーレイディスク録画機からの転送が基本ですから、東京などの大都市で放映されている番組が視聴できるわけではありません。チャンネル数が少ない地方であれば、視聴できるチャンネル数も少ないわけですが、その代わりディープな地方番組が見られるはず…

JTBインターナショナルマネートランスファー(MoneyT)がサービス終了

海外のATMで、あらかじめ口座に入れたお金を引き出すことができるサービス、JTBインターナショナルマネートランスファー(MoneyT)が、サービスを終了するそうです。

MoneyTは一種のVISAデビットカードだったようですが、昨今多くの金融機関がデビットカードを発行するようになって来ましたから、あえてJTBに新たに専用の口座を開設してまで、MoneyTのサービスを利用する必要性は、かなりなくなって来ていたと思います。

MoneyTの新規申し込みはすでに終了しており、ATMでの利用も2014年3月31日で終了になるそうです。詳しくはこちらをご覧ください。

海外送金用にVISAのデビットカードなどを持ちたい、あるいは留学する子どもなどに持たせたい人は、例えば楽天銀行などがVISAのデビットカードを発行していますから、手っ取り早いです。